急に雪が降ってきた!車のワイパーって立てるべき!?
吐く息も白くなりはじめ、寒くなってきましたね。
通勤に毎日の天気予報のチェックは欠かせません。
これからの季節、気になるのは雪情報です。
特に車での通勤を余儀なくされる方はどのように
対策をしたらいいのか悩んでしまいますね。
遅刻はできない!けど雪で車を動かせない…と
困った経験を一度はされた方もいるのでは
ないでしょうか?
私の住んでいる地域も雪が少ないので、急な
雪や、大雪になるとあせってしまいます…
よく「雪が降りだしたらワイパーを立てていた
方がいいよ!」と言われているのを聞きますが
どうしてなのでしょうか?
本当にワイパーは立てていたほうがいいのか?
理由や雪の対策法を詳しく調べてみました!
雪の時に車のワイパーを立てる理由ってあるの?
北国の方からすると雪対策の常識として知られて
いるようですが、ワイパーを立てて対策をするのは
フロントガラスとワイパーの凍結を防止する
ためといわれています。
ワイパーを寝かせたままにしておくと、凍結
したフロントガラスにくっついて雪に埋もれて
しまうこともあります。
そうなると溶かす手間と時間がかかりますよね。
急いでいて無理に剥がそうとするものなら
破損してしまいます…(金銭的にもイヤですね…)
雪と縁遠い場合、初めから車についていて、
普通に売られている通常のワイパーが当たり前
ですが、これでは作りが華奢で雪の多い地域で
使用すること自体、無謀だといわれています。
では、どうしたらいいのか?
冬の期間はスノーブレード(冬用ワイパー)を
装着することです。
このスノーブレードの特徴はワイパー全体が
ラバーフード(全体がゴムで覆わている)で
完全密封されているため雪が詰まったりせず
氷点下でも凍結しないので綺麗にフロントガラス
を拭き取ることができるそうです。
氷点下でも凍結しないなんてすごいですね!
ただし、スノーブレードに変えてもワイパーは
立てたままにしておいてくださいね!
フロントガラスは?というと「手っ取り早い!」と
いう理由で一番お湯をかける方が多いのでは
ないでしょうか?
間違いではありませんが、朝の忙しい時間、
早く溶かしたいと焦り、熱湯をかけたりして
いませんか?
気をつけてください!
熱湯をかけてしまうとガラスが割れる恐れが
あります。
逆に水は気温によってさらなる凍結を
おこしてしまう場合があるので”ぬるま湯”で
ガラスの雪を溶かしてくださいね。
溶かした後は必ず水分を拭き取るように
することです。
そのまま走行すると再び凍る可能性があります。
でも…雪の日が続く中…毎朝するのは大変です…
そこで少しでも手間が省けるようにフロントガラス
に凍結防止のシートを被せておくのも効果的です。
このシートは夏にも日差しをカットする役目があるので
オールシーズン使用できます。(経済的にも嬉しい…)
ワイパーを立てる以外の車の雪対策は?
ワイパーやフロントガラス以外、どんな対策が
できるのでしょうか?
北国になると氷点下はめずらしくありません。
しかし
氷点下になるとサイドブレーキが凍結する恐れもあるので
マニュアル車ならローかバックにいれておくといいそうです。
タイヤチェーンはもちろんですが、雪道を走行した時に
雪や氷が付着してしまいますよね。
このまま放置してしまうとカチカチに凍ってしまって車が動かなくなる
ことも。
トラブルを避けるためにも面倒でもタイヤハウス
(フェンダーの内側)の雪や氷はきちんと落とすことが
大切です。燃費も悪くなる原因になります。
車の中に装備しておいた方が良いアイテムもあります。
・ブースターケーブル…バッテリーが上がった時の充電用として。
・防寒具…外部作業をしやすいようなもの。手袋や長靴、帽子なども。
・ジャッキ…雪にはまってしまった時車を持ち上げるために。
・解氷 霜取りウォッシャー液…凍結したフロントガラスやドア
ロックが開かなくなるのを防ぐため。
・三角板 発煙筒…雪道関係なくドライバーの必需品。
『備えあれば憂いなし』ですね!
まとめ
毎年冬になり、雪が積もると必ずといっていいほど
ニュースで交通機関の混乱や被害が報道されています。
私もそうですが、雪の少ない地域の方はつい油断して
しまいがちです。
年間通して、たとえ数日の雪でも何が起こるかわかりません。
自然のトラブルは怖いものです…
北国の方に学び、きちんと備えておくべきですね!
