それヤバイ!こたつで寝ると起こる頭痛の原因が危険すぎると話題に!?
冬本番になるとこたつの出番がやってきますよね!
ホットカーペットやストーブと違うのは
すっぽりと中に体を入れてしまえば全身ぽかぽか暖かくなれるところでしょう。
そしてつい、テレビを見ながらウトウトしてしまい、そのまま数時間、場合によっては朝まで眠ってしまうこともありますよね。
入浴後体温が上がり、徐々に下がっていくと副交感神経が活発になり睡眠モードに入ると言われております。
こたつは暖かいですが気持ちよくなってしまい、
リラックスモードになるためこの副交感神経が働き眠りに落ちやすくなっています。
しかし、こたつで眠ることには健康に対して様々な弊害があると考えられていますので詳しく見ていきましょう。
こたつで寝ると頭痛が起きるのか?
枕も敷かず、こたつで横になったまま寝ると床が硬いせいか頭痛になることが多いですよね。
気持ち良く寝ていたのに頭が痛くて起き、布団で寝なおす…
こんな体験をした事のある方も多いのではないのでしょうか。
これでは睡眠も途切れてしまい、質のいい睡眠がとれなくなってしまいます。
そして、この頭痛の原因はズバリ「脱水症状」であることが多いです。
大型なこたつではない限り恐らく横になると下半身だけが暖かくなり、上半身は室温、と温度差が生まれます。
これは心地いいことですが、こたつにより温められた体内は次第に汗を流していき、睡眠中は意識して水分を取ることもないのでどんどん脱水症状に近づきます。
お酒を飲み過ぎた夜頭痛が起こるのも同じ原理で、
アルコールの利尿作用により体内の水分が失われていくために
二日酔い以外でも頭痛になることがあります。
お酒を飲んだ後の入浴が危険なのは脱水症状が関係しているからであり、
こたつもその例外ではありません。
お酒を飲んだ後にこたつで寝てしまうのは水分が体から取られてしまう要因が重なってしまうため絶対に避けましょう。
お酒を飲んでいなくても、気持ちよく眠れるのは始めの数時間だけだし、脱水症状が酷くなると嘔吐してしまったり意識障害をも引き起こすと言われておりますのでこたつでは眠らない様心がけましょう。
こたつで寝たときの危険性
更に、特に高齢者の方ですとこたつで眠り、脱水症状が起こった場合、ミネラルが不足し、血液がドロドロ流れにくくなることから心筋梗塞や脳梗塞の引き金になってしまいます。
高齢者の方でなくても、同じ理由で脱水症状から足のむくみなどが引き起こされ、場合によっては血栓ができてしまうことも有り得るのです。
水分を取るから浮腫むのではなく、水分がなくなることにより代謝が上手くいかず、老廃物を溜めてしまうから浮腫むのです。
なので、こたつに入る時には常になにかしらの水分を手近な場所に置いておく必要があります。
そういった意味でもこたつで寝てしまうのはかなり危険な行為であり、頭痛では済まされず、死に至る場合もあります。
脳梗塞や心筋梗塞の可能性の他にもこたつには低温やけどになる可能性もあります。
糖尿病の方ですと、合併症によっては足が壊死してしまう危険性がありますし、健康な方でも低温やけどは普通のやけどとは違い、「熱い」といって引っ込める反射反応の起こらないやけどな為、暖かい心地よさの中で皮膚だけがどんどん壊れていってしまうのです。
まとめ
気が付いたら取り返しのつかないことになっていたという症例も数多く存在するため、長時間のこたつの利用は避け、火事対策の意味も込めて就寝前には必ずこたつの電源を切り良質な睡眠がとれるようにしましょう。
なくては欠かせない存在のこたつですが、時には凶器となります。正しい知識と使用法を守り快適な冬の季節をすごしましょう!