実は違いがある!?食中毒と感染症にはハッキリとした違いがあった!
あなたは食中毒と感染症のハッキリとした違いはわかりますか?
「なんとなく、似てるけど違いなんてあるのかな?」
って思っている人は多いのではないでしょうか?
実はハッキリとした違いがあるんです!
食中毒と感染症の違いとは!?
実は、
食中毒=飲食物から!
感染症=人や動物から!
大まかに言ってしまうとこのような違いがあるんです!
確かに食中毒って、牡蠣やキノコなどに当たったり、食事を食べておなかが痛くなるってイメージありますよね!
一方で感染症は人や動物から空気感染や飛沫感染で感染するってイメージがありますよね!
でも、ここで疑問点が浮かんでくるんです。
「でもO-157って食事してなってしまうので、食中毒じゃないの!?」
っと思いませんか?
実は感染症の中でも、食事が原因のものは食中毒として扱われるんです。
なので、O-157は感染症だけど食事が原因なので食中毒扱い!
インフルエンザは食事は関係無いので、感染症という訳です!
食中毒や感染症の予防方法は?
一番効果のある予防方法は、「手洗い・うがい」です。
おそらく小さいころから耳にタコができるくらい、
聞いていると思いますが、一番効果があるからなんです。
ですが、実際きちんと手洗いうがいができている人は、
あまりいないのが現状なのです。
ここで本当に正しい手洗い・うがいの方法をおさらいしておきましょう!
食中毒や感染症に効果的な手洗い方法
実はほとんどの人がきちんと手洗いをできていない理由のひとつに、
手洗いの時間が関係しています。
ここでひとつクイズをお出ししますね!
「次のうちで最も効果的な手洗い方法はどれでしょうか?」
1.流水15秒で洗う
2.ハンドソープで30秒+流水15秒で洗う
3.ハンドソープで60秒+流水15秒で洗う
4.ハンドソープで15秒+流水15秒を2セット行う
どれだと思いますか?
おそらく3が正解という人が多いのではないでしょうか?
実は4番が最も硬貨があります。
その効果は3番の約10倍、2番の100倍にもなります。
時間にしたら3番が75秒で最も長いんです。
ですが、4番が一番残存ウィルスが少ないとされています。
参考文献:Norovirus の代替指標として Feline Calicivirus を用いた
手洗いによるウイルス除去効果の検討
ただ、ここで注目したいのが、2番のハンドソープで30秒間・・・
試していただくとわかりますが、30秒間の手洗いって相当長いです。
ほとんどの人がこんなに長い間手洗いをしていません。
今後はハンドソープで30秒は最低限の時間として心がけたいですね!
食中毒や感染症に効果的なうがい方法
実はうがいにも意外な落とし穴がありました!
あなたはうがいをするとき、いきなり上を向いてガラガラしてませんか?
それは間違ったうがいの方法です。
間違ったのは順序!
最初は上を向くことなく、水道水でぶくぶくして吐き出しましょう。
外出して帰ってきたときに、口の中にはさまざまな細菌やウィルスがいる状態です。
その状態で、いきなり上を向いて喉の奥をうがいしても逆効果なんです。
口いっぱいに広がった細菌やウィルスを自ら喉の奥に押し込んでいるようなものです。
なので、最初はぶくぶくとうがいをしてすぐに吐き出しましょう!
そのうえで、2回目から上を向いて喉の奥のうがいに切り替えるのがベストです。
ちなみに、食中毒や感染症の予防対策にうがいをする場合は、水道水で十分です。
むしろ、うがい薬を使ってしまうと、口の中にいる良い菌までやっつけてしまうことになるので、結果的に抵抗力や免疫に影響すると言われています。
なので、水道水でしっかりとうがいをすれば、十分効果があるという訳です!
まとめ
いかがだったでしょうか?
意外に知らないことだらけだったのでは?
食中毒や感染症がまだまだ油断できない季節ですから
しっかりと手洗いうがいをして対策したいものですね!